雀荘メンバー本走中の打ち方制限のまとめ

これは、公式ブログではなく個人的な考えを書いたものです。

メンバー本走中の打ち方に制限はあった方がよいか?

「メンバーがオーラス7000点持ちから鳴いて順位のかわらない1000点アガリをした(怒)」

「〇〇雀荘のメンバーさんは毎回ポン・チーして1000点や2000点のあがりばかりする」

 

このような声はたまに耳にします。メンバーの本走中の打ち方に制限を与えているお店もあるようですが、最近では「メンバーの本走中の打ち方に制限がありません」とうたっているお店もたくさんあります。

 

ただ、そううたっているからといって本当に裏でも制限がないのかというと・・・そういう訳ではないよう。(お客さんに公開していない裏規制があったり、メンバーらしくない打ち方については先輩が指導したり)

 

 

メンバー奔走中の打ち方に対する規制について下記のような反論があります。

 

  • 「4人とも同じ条件で打つのが本来の麻雀であるのに、一部のプレイヤーに対してだけ打ち方に制限を与えるのはおかしい」
  • 「メンバーもお客さんも平等に勝負をする方がお客さんとしても楽しめる」
  • 「メンバーが不利になる」

 

 

確かにそう!公平性がなくなるとゲーム制を損ねてしまうからやはり「規制なし」で平等にプレーしたいということ。

 

一方・・・「お客さんに気持ちよく遊んでもらうためには、メンバーの制約はやむを得ない」と考える人もいます。経営者さんや役職者の方はわかると思います。お客さんに嫌われてしまったら商売になりませんから。

 

このように意見がわかれるのは自然なことで、この制約の有無はとても難しい問題でいろいろなところで議論されているよう。

 

麻雀スタジアムの経営理念は「すべての人を笑顔にすること」(すべての人とは、お客さんもスタッフさんもすべての人です)そして、スタジアムスタッフさんのミッションは「すべてのゲストを笑顔にすること」です。さて・・・・・どおするのが一番いいのか真剣に考えてみたいと思います。

 

よくあるメンバー本走制限10

よくある雀荘メンバーの麻雀規制の例を集めてみました

  1. アガラス(4着確定のあがり)
  2. 平場での1000点あがり
  3. モロヒ(ひっかけリーチ、直角リーチ)
  4. 地獄タンキ
  5. 裸タンキ
  6. 一発消し
  7. ハイテイずらし
  8. 明カン
  9. 役満気配でのリーチ
  10. パオ

これに関して私自身の見解を書いてみます。お店としての方針ではなくあくまで私個人のものです。

アガラス

「オーラス順位のかわらないアガリは禁止」という制約をつくればいいじゃないか? と思うかもしれませんが、そう簡単にもいきません。3着から4着におちないために仕掛けて1000点であがりたいメンバーさんもいるようです。

わずかな点棒でオーラスをむかえてしまったら、私の場合はもらった配牌とその後のツモから想像できる最高級のアガリをめざします!パッとしない配牌とツモの時は他家の邪魔にならないようにひたすらおとなしくしています。

オーラスは基本2着以上をめざすが、結果的にアガラスになることはある

平場での1000点あがり

この制約をつけるなら「ただし・・・」という例外がいくつか必要だと思います。

例えば、東1局後半に平和のみでテンパイしたけどアガリ牌があと1枚しかないのでダマでテンパイしていたところ他家からアガリ牌がきられたのでロンあがりした・・・ということもありますし、他家に役満テンパイの気配がみえていたのでやむなくすることもありますよね。

積極的にはしない。理由なくはしない

モロヒ(直角リーチ)

自分がお客さんの立場の時、変則3面チャンやジュンチャンだったら悪い印象は全くないですが、そのお店の客層によってはメンバーさんは控えた方が無難だとは思います。ツイッターとかみてるとメンバーさんのひっかけリーチに対して悪い印象をもっているプレイヤーもまだまだいそうです。

役がらみや多面張では悪い印象はないのではないかと考えている。

地獄タンキ・裸タンキ

戦略上ドラなどの関係で結果的にそうなってしまうこともまれにあるかと思うので問題はないかとは思うのですが、意味もなくしょっちゅうするメンバーさんがいたら打ち方に関する指導は必要かと思います。

あまり意識していませんが、地獄タンキ・裸タンキになったことはほとんどない。

一発消し・ハイテイずらし

まず、一発消しの定義ですが「一発を消すために入れる鳴き」なので、自分のあがりに有利になる鳴きに関しては「一発消し」とは言わないと仮定。つまり、リーチが入った同巡で鳴けば自分のアガリに不利になるにもかかわらずリーチ者の一発を消すためだけに鳴くのが「一発消し」とします。自分の手を犠牲にしてまで積極的にお客さんの邪魔をする必要があるのか疑問ですが、そのお店のルールによっては仕方がない場合もあるかと。個人的にはそこまでする必要性を感じたことはありません。

する必要性をあまり感じたことがないのでしたことがないです

明カン

確率的には自分が不利になるうえに他家への被害を大きくするケースが多いのでプレイヤーとしてもお店のスタッフとしてもメリットを感じません。しない方がよいのでは?

プレイヤーとして確率的にも、お店側としてもデメリットの方が大きいのでほとんどしたことがないです

役満気配でのリーチ・パオ

役満気配でのリーチは「相手が面前のときは勝負いってもいいのではないか」と思いますが、相手が鳴いていて役満の可能性が濃厚にみえているときのリーチやパオはメンバーさんはしないで欲しい。

4人打ちではしちゃいけないと思っているのでしません。3人打ちではどおなんだろう?

規制なしで自己判断がよい

上のよくある本走規制10個で「この規制はあり」だとか「この規制はなしやろ?」とか人によって当然意見はわかれるかと思います。

 

お店側がもし規制をつくる場合は面倒でも「ただし・・・〇〇の場合はよい」というような例外をたくさんつくらないとメンバーさんがとても不利な状況で打たなければならないと思います。「規制無し!」とするのがやっぱり一番簡単そう(笑)

 

私の考えは「規制なし」でいいかと思います。でもルールさえ守っていれば「やりたい放題自由にやって下さい」という意味ではない!

 

そのお店の客層、地域性、時代の流れなどを考慮してメンバーさん自身が自分で判断するというのが理想です。

⭕麻雀スタジアムのホームページはこちらです♪ http://sutajiamu.com

1 Response

  1. より:

    少なくとも、「ここで挙げられてる規制を守る=リスペクトされるような打牌」ではないよなぁ
    強い奴、稼げる奴が尊敬されるんであって
    意味わかんない美的感覚守ってるんで負けてますとか恥ずかしいだけ。逆に勝つならどんな打ち方だろうと関係ない
    メンバーの打ち方に文句言うような奴こそ麻雀打つ資格ないな

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